オリーブマルシェスタッフによるオリーブオイルコラム

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そのオリーブオイル、偽物かも!?本物のオリーブオイルを手に入れるコツをご紹介!

スーパーマーケット

出典:http://goo.gl/LtvL0S

イタリアンに和食に、様々な料理に使えるオリーブオイル。
そんなオリーブオイルの中でも最高品質であるエキストラバージンオリーブオイルの美容・健康効果は、最近メディアでも注目を集めています。
その効果にあやかりたい!と、オリーブオイルを手にする方も少なくないのではないでしょうか。

では、そのエキストラ・バージン・オリーブオイル、きちんとしたものを購入されていますか?

「ラベルにきちんと『エキストラ・バージン・オリーブオイル』って記載されているものを買ってる!」

「スーパーや百貨店に並んでいるオリーブオイルの中で一番高いものを選んでいるから間違いない!」

そんな風に思って、お店に並ぶ「エキストラ・バージン・オリーブオイル」や「最高品質のオリーブオイル」といった謳い文句で、安心してオリーブオイルを購入されている方もいらっしゃるのでは?
実は、スーパーや百貨店に限らず、日本のお店に並ぶ「エキストラ・バージン・オリーブオイル」の中には偽物があるという事実をご存知でしょうか。
偽物があるばかりか、日本市場において、9割以上の「エキストラ・バージン・オリーブオイル」が偽物であるとされています。

「え!?」

驚くふくろう

出典:http://wereblog.com/most-funniest-reaction-by-animals

国際オリーブオイル協会の定めるエキストラ・バージン・オリーブオイルは、溶剤を使用せずオリーブから純粋に抽出された一番搾りのオイルで、食用として使用できるオリーブオイルの中でも酸度0.8以下であること、また官能検査をクリアしたもののみ名乗ることが許される、最高品質のオリーブオイルを指します。

公式オリーブオイル協会

出典:http://www.oliveoiltimes.com/olive-oil-business/ioc-may-newsletter/40114

“酸度とは、脂肪酸が何%遊離しているかという酸化の度合いの事です。酸度1%は、100gオイルの中に1gの脂肪酸が遊離しているという事になり、値が高い程、劣化しやすくなります。 オリーブ実は枝から穫った時点から自動酸化が始まるので、収穫したらいかに早く搾油するかが重要になります。”

出典 http://www.olioteca.jp/?mode=f3

スーパーマーケットオリーブオイル

出典:http://4travel.jp/travelogue/10872866

日本に偽物が出回る原因は、そもそも生産国で既に国際オリーブオイル協会(IOC)の定めるエキストラ・バージン・オリーブオイルの基準を満たさない粗悪なオリーブオイルが、検査をパスしてしまっていることにあります。

傷みやすいオリーブの実は、収穫後12時間以内に絞らなければならないと言われる程劣化の速度が速く、もしカビが発生してしまうと瞬く間に広がってしまうデリケートな果実です。
しかし、そういったオリーブを判別する手間を省くため、市場で出回るほとんどのオリーブオイルは粗悪なオリーブが混ざっていてもそのまま搾油が行われています。
結果、腐った臭いやカビ臭さ、エグみなどが受け継がれた粗悪なオリーブオイルが出来、その審査も甘いことから粗悪なオリーブオイルが出回る事態となります。

世界基準の偽物。

adidasの偽物

出典:http://blog.livedoor.jp/soccermatomete/archives/1003860364.html

それに追い打ちをかけたのが、2014年〜2015年の天候不良、害虫の大量発生による被害などでオリーブの収穫がままならなかったことです。
結果、悪質な生産者が需要をまかなうため、腐敗したオリーブで生産されたり、ひまわり油や大豆油などを色付けして混ぜた粗悪なオリーブオイルが生産されることになり、特に酷い場合は鮮やかな緑色にするため人体に有害な硫酸銅をコーティングしたオリーブで生産されたオリーブオイルが、海外のみならず日本の市場にも出回ることになりました。
圧搾機を使用せず、人工的な溶剤を使って溶かしたもの、加熱処理で精製された完全に酸化したオリーブオイルも!

“[ローマ 3日 ロイター] - イタリア警察は、色出しのため硫酸銅を塗ったオリーブ8万5000トンと、シリアやトルコ産にもかかわらず「イタリア製」と表示されたエキストラバージン・オリーブオイル7千トンを押収した。 オリーブは、前年以前に収穫され色落ちしたオリーブに鮮やかな緑色を着けるため、硫酸銅でコーティングされ「リサイクル」された。硫酸銅は殺虫剤などに使用される成分で、過剰摂取すると吐き気やおう吐、腹痛などの症状が出るほか、死に至る場合もある。 禁止対象添加物の使用および危険物含有の食品の販売を計画した罪で19人が告発され、偽装で6人が捜査を受けているという。 警察によると、偽装オリーブオイルは米国と日本で数千トンが販売された。 イタリアでは同国産の食のブランド力を悪用した偽装が長く問題となっている。2014─15年には、悪天候、虫害、バクテリアによる被害などでオリーブの収穫が打撃を受け、偽装が行われやすい環境が生まれていた、と当局は指摘している。“

出典 http://jp.reuters.com/article/olives-idJPKCN0VD0DK

世界基準ではない偽物のエキストラ・バージン・オリーブオイルが出回るどころか、人体に害を及ぼす薬品が含まれた毒オリーブオイルが、出回ってしまっているのです。

世界基準の偽物、その2。

PUMAの偽物

出典:http://blog.livedoor.jp/soccermatomete/archives/1003860364.html

また、日本のエキストラ・バージン・オリーブオイルの基準となっているのは国際オリーブオイル協会(IOC)ではなく、日本農林規格(JAS)です。

JASマーク

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日本農林規格

世界基準では酸度0.8以下ですが、日本農林規格では酸度が1.0以下と基準がとても甘く、そのため世界基準で考えると日本国内では偽物が出回っているということになります。

安心安全・本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルを選ぶためには

価格が高いもの=本物というのは、もはや都市伝説。
では、何をもってして本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルと判断すれば良いのか。

Questionマーク

出典:http://ta-7.com/sasakureboy/1566/

本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルを選ぶためには、

★原産国(地域)
★収穫時期
★品種
★DOP(原産地名称保護制度認定マーク)やIGP(保護指定地域表示マーク)などのラベルの有無
★搾油方法
★アロマ
★味

など、総合的にオイルの情報を知り、判断する必要があります。
でも実際、原産国や品種はまだしも、搾油方法やアロマなどの詳しい情報はボトルのどこにも書いてないですよね。

例えば、原産国の表記は日本の法律では瓶詰めされた場所が属する国が原産国として表記されます。
つまりスペイン以外で作られたオリーブオイルをスペインで瓶詰めするとスペイン産と表記できることから、ラベルやボトルに表記された原産国は当てになりません。
唯一、ラベルだけで原産国のオリーブオイルと判断できるのは、「DOP(原産地名称保護)」の証明書があるオイルのみです。

DOP(原産地名称保護)

出典:http://www.agrestis.eu/eng/nettaribleo.html

原産国や品種などで判断するのは、「ちょっと難しいかも・・」と思った方!
エキストラ・バージン・オリーブオイルを買う前にチェックしておきたい簡単なポイントをまとめました!

★ペットボトルではなく、きちんと遮光瓶や缶に入っている

オリーブオイル缶

出典:http://lovelypackage.com/oea-olive-oil/

酸化しにくいオイルではありますが、きちんと保存をしなければ酸化は進みます。
酸化が進むと香りも風味も損なってしまい、もったいない!
酸化の一番の原因である光を遮る容器に入っていることがポイントです。

★価格が安すぎるものは注意!

価格と品質はイコールではない、と言いつつ、大瓶で価格が明らかに安すぎるもの(目安は1mlが3円未満のもの)は大量生産品で、粗悪なオリーブでつくられたオリーブオイルの可能性が高いです。
目安として、3円以上/1mlのものを選ぶようにしましょう。

★オーガニック認証もチェック!

国際オーガニック認証

出典:http://www.oliveoil-tunisia.com/shouhin.html

有機オリーブオイル

出典:http://lucania.jp/olive/organic

オーガニック認証はその国が「有機」と認めたオリーブオイルが生産されている証明です!

ご自身で選ぶときは、こういったポイントを頭に入れながら、本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルを探していきましょう!

「色々教えてもらっても、ちゃんと選べる自信がない・・」

ブルドッグの苦悩

出典:http://genki4050.wp-x.jp/archives/51.html

そんな方には、日本で開催される国際的なオリーブオイル品評会「オリーブジャパン国際エキストラバージンオリーブオイルコンテスト」http://olivejapan.com/で受賞したオリーブオイルをオススメします!

テッレ・ディ・パンタレオ D.O.P

■テッレ・ディ・パンタレオ D.O.P■

出典:http://olivemarche-selection.com/shopdetail/000000000006/

日本オリーブオイルソムリエ協会の多田俊哉理事長曰く、

“「結局、ボトルの表記を見ただけでは専門家も判断がつきません。ポイントは、なんといっても生産者です。ワインや日本酒を選ぶときのように、銘柄がオリーブオイルでも重要なポイントになります。優れた生産者を知る簡単な方法は、世界各地で行われるオリーブオイル品評会の結果をチェックすること。優秀な生産者はいくつもの品評会で受賞を重ねています」“

出典 http://www.news-postseven.com/archives/20160529_416313.html?PAGE=3

また最近では、スタッフがオリーブオイルのソムリエ資格を保有する専門店もあります。
自分の好みに合わせて、最適なオリーブオイルを選んでもらえます。

オリーブオイルソムリエ資格保有店

出典:http://kinken.co/products/complimentary-ticket/airline/ana-ticket-reservation-7steps

本物を知って、美味しいオリーブオイルライフを♪

オリーブオイルには、老化やがんの予防、悪玉コレステロール値を下げる効果が期待できます。
ですが、それはエキストラ・バージン・オリーブオイルでないと効果は表れません。
本物のオリーブオイルを手に入れるために必要なのは、知識同様、本物の風味・香りをまず知ること。
オリーブオイルの知見を有したソムリエに相談するもよし、olive&japanなどのオリーブオイル品評会に足を運ぶのもよし。

エキストラ・バージン・オリーブオイルだけでも、オリーブの品種の違いによって味わいも様々。
本物を正しく見極めて、その中から自分に合った最高の一本を見つけましょう!

エキストラバージンオリーブオイル

出典:http://belleandchic.com/mediterranean-wedding-inspiration-from-peaches-mint-by-pia-clodi/

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