この間、無印良品で友達と買い物していたところ、様々な種類の美容オイルを見ながら「結局違いわからないからなぁ〜」と友達がぼやいたのが印象的でした。
確かに、多くの人が「植物性オイルは美容に良い」ということまでは知っていても、いざオイルを選ぶときに違いなどはわかりづらいんじゃないでしょうか。
植物性オイルの中でも、特に有名なのが「ホホバオイル」と「アルガンオイル」の2種類。
さて、この2種類はどう違うのでしょうか。
はたまた、どちらの方が優れているのでしょう。
詳しく見ていきましょう!
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アルガンはオイル、ホホバはオイルではない?!
それぞれの成分を見ていくと、両者とも「オイル」という名前がついてはいるのですが、実はホホバオイルは「オイル」ではなく「ワックス」であることが分かります。
一般的に「オイル(油)」というのは、24度以下になっても固まらず、液体状のものを示します。これが常温で固体のものになると「脂」と呼ばれ、また異なる分類になるのです。例を挙げると、アルガンオイルは「オイル」で、ココナッツオイルやシアバターが「脂」だとイメージすると分かりやすいですね。
では、ホホバオイルは何か?
実は、ホホバオイルの主成分は「ワックスエステル」というもので、いわゆるロウ類に分類されるものです。他にも蜜蝋や木蝋、鯨蝋などが同様に「ワックス」として分類されていますが、「ワックス」というのも天然の素材から採取されたものでできていることが多いんです。
人間の皮脂にも、実は約20-30%ほどワックスエステルが含まれており、このワックスが肌を外的ストレスから守る役割を果たしています。
アルガンとホホバの効果の違いは?
それでは、そもそもの成分や分類が違うことがわかったところできになるのが、「では美容効果はどう違うのか?」ですよね。
先ほども書いたように、ホホバオイルの主成分である「ワックスエステル」は、人の皮脂において、バリアのような役割を果たしています。そのため、ホホバオイルを肌に塗ることで、肌のバリア機能をアップし、水分の蒸発を防ぐことができる効果が期待できます。
例えば、日焼け後の乾燥やカミソリ負けの際には、ホホバオイルは非常に効果があると言われています。
それに比べてアルガンオイルは、美容成分豊富で肌への浸透力が非常に高いです。ビタミンEやオレイン酸がふんだんに含まれており、抗酸化作用に優れています。これはシミやシワの原因を取り除き、アンチエージング効果が期待できる、ということです。
また、アルガンオイルには必須アミノ酸である「リノール酸」も含まれています。リノール酸は保湿成分として有名で、肌をふっくら柔らかくする作用が期待されます。
つまり、乾燥対策・ダメージ保守対策には、「ホホバオイル」、
アンチエイジングや保湿ケアには「アルガンオイル」と考えるといい使い分けができそうです。
アルガンvsホホバ、結局どちらがいいのか?
上記で書いた通り、同じ植物成分でも、役割や効果の方向性が少し異なることが分かります。
そして、いずれもあらゆる肌質に対応できる、とても優れたスキンケアオイルです。
なので、私としてはどちらも捨てがたい。。ということで、両方とも使っています!
個人的には、肌にニキビができたり日焼けダメージができていたりと、いつもより肌の調子が悪い時はホホバオイルを多めに。肌質は良好だけど、よりしっとりと肌つやをよくしたい時にアルガンを多めに。
といった感じに、少し調合割合を肌と相談しながら決めています。結局毎日両方塗ってはいるんですが、ここ数年は肌の調子が崩れにくくなっているようで、強いて言えばアルガンオイルの方が消費量は激しいかな?と思います。
両者とも全身のボディケアにも使える万能な肌ケアアイテムなので、それぞれ1本づつ持っていてもあっというまになくなってしまうのが現状です。
ぜひこれからの季節に、ホホバオイルかアルガンオイル、植物オイルを持ってみてください。
きっと肌の変化を感じるはずです♪
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